
懐かしい友達に会いに行くかのようなワクワク感。一年ぶりに会う植物達の顔を見ると、あ〜元気で良かった!と嬉しくなる。
大、中、小三箇所庭があり、かなり広い。
亡くなられたお母さまが手塩にかけて育んだ大切な場所。今は、遠い場所に住んでいらっしゃるお嬢様から、ご依頼を頂いているという訳だ。
決まりきった庭木ではなく、四季を満喫出来る草花達が絶妙に配置されている。広がり過ぎた枝を剪定してみると、次の季節に咲く他の草花のつぼみちゃんがしっかり待機していたりして、ホントに嬉しくなってしまう。炎天下の中、草にまみれてニヤニヤしている姿は、うーむ…我ながらかなり怪しい人かもしれぬ f^_^;
この庭のどこを絶賛しているのかというと、頻繁にお手入れが出来ない状況になって数年経過しているにもかかわらず、季節ごとに素敵な植物が咲き乱れていること。ありえないよ〜
季節ごとの花や収穫の喜び、丁寧な暮らし方をお嬢様がしっかりと受け継いでいらっしゃること。
日本人が忘れかけてるものが、ここにはあるような気がするなぁ。
そして、庭はその人となりが滲みでるもんだなぁ…なんてシミジミ。
今年は、ノボタンがとても好きになりました。紫がこんなにきれいだったっけ…
